信念が助けてくれる

初日が終わって、無事撃沈。もっとできると思っていた。正直焦る。緊張していたのもあるけど、やはり実力不足というか、圧倒的にこなしてきた仕事の少なさによる。不安もあるけど悔しいが大きいだけマシなのかもしれない。

スピードが遅いのは慣れの問題で、もちろんしばらくすれば早くはなると思うしそうも言われたし、周りは優しい人も多くて助かる。でもやっぱり、もう新卒なわけでなく、ある程度社会人を経験してきたわけだし、少し怖い。自信はあるけど微妙なところだ。まだ1日しか経ってないのにね。暑くなる頃にはなんとかなっているだろう。覚えることが多いということは、学ぶこともまた多い。知るということは、強くなれる。自分を守る武器を手に入れられるということである。

前だって最初は不安ばかり口にしていた気がする。そして恥じることばかりだった。気付いたら慣れていたし、舐めていた。そんなものだきっと。だけど、前もそうなのだったら、少し改善しなければならない。反面教師で学んだ。聞きたいことは聞くべきだし、言いたいことは言うべきだ。まずそうしていかないとちっとも変わらないのである。

前も書いたけど、足りないことをわからなければ治すこともできない。そうして成長していく。前の場所に居てもわからずそのままであったであろう。井の中の蛙だ。私は挑戦していて偉いのだ。やっていて偉い。もしもっと歳をとってから気付いていたら、それは本当に恐ろしいことだ。20代なんて、傷つきまくればいいのだ。もちろん、30代もきっと。そうして経験したことが自信と力になっていく。薄っぺらい毎日だけ繰り返していても、意味がないのだ。ないものはない。あったことだけが自分になっていく。想像だけに苦しめられるな。こっちが利用するのだ。契約なんだから、向こうにも義務がある。

幸いにも褒めてくれる人はいつも居た。私は幸せ者だ。信じればいい。いいことだけが現実だ。直接言われたこと、起こったことだけが現実であり、人生なんて短いのだし自分のものなのだから、真っ直ぐ生きればいい。ワガママな人間だけが勝利する。信念を貫けばいい。常にやりたい方向に歩く、それが人生であり、正解なのだ。迷うことなかれ。自分を助けられるのは自分しかいないのである。他人に任せた時点で、それは全て他人の人生なのである。